Love P-Funk / by Shinichi Yokoyama

おはようございます。かねてからP-Funkの写真集はないものかと探していたところ蔦屋でこの辞書のようにブ厚いジョージ・クリントンの自伝を見つけました。うちでは息子がHIP-HOPにハマり始めた傍で親父はP-Funkの洗い直しに精を尽くしています。すると嬉々として息子がスマホでミドルスクールのヒップホップを流しながら、このトラックってパーラメントだよね??という渋い会話が生まれてきました。子供にも大人にも優しくエンターテイメント精神に溢れたP-Funk、ドクターファンケンシュタインやスターチャイ…

おはようございます。

かねてからP-Funkの写真集はないものかと探していたところ蔦屋でこの辞書のようにブ厚いジョージ・クリントンの自伝を見つけました。

うちでは息子がHIP-HOPにハマり始めた傍で親父はP-Funkの洗い直しに精を尽くしています。すると嬉々として息子がスマホでミドルスクールのヒップホップを流しながら、このトラックってパーラメントだよね??という渋い会話が生まれてきました。

子供にも大人にも優しくエンターテイメント精神に溢れたP-Funk、ドクターファンケンシュタインやスターチャイルドを乗せたマザーシップが我が家にもいよいよ舞い降りてきた模様。

自伝の中で、50’sのR&Bグループの数々がジョージ少年のアイドルだっというエピソードと共に、成年期に同世代を華やかに彩ったビートルズやレッドツェッペリン、エリッククラプトンなどの若い白人ブルースマンやロックグループ達から受けた鮮烈な影響やシンパシーが何度も語られる。彼等がいかに一般の黒人以上に黒人音楽に深く傾倒しヒップな実験を試んだかという細かな評価や分析なども、とても興味深いです。

何か一つのことに深く入り込んだ、拘りやスタイルのある人生はもちろん素晴らしいです。しかし、様々な関わりの中で影響しあって、円熟しながら変化していく人生や世界観の成長にこそ、私は多大な魅力を感じます。