Love P-Funk by Shinichi Yokoyama

おはようございます。かねてからP-Funkの写真集はないものかと探していたところ蔦屋でこの辞書のようにブ厚いジョージ・クリントンの自伝を見つけました。うちでは息子がHIP-HOPにハマり始めた傍で親父はP-Funkの洗い直しに精を尽くしています。すると嬉々として息子がスマホでミドルスクールのヒップホップを流しながら、このトラックってパーラメントだよね??という渋い会話が生まれてきました。子供にも大人にも優しくエンターテイメント精神に溢れたP-Funk、ドクターファンケンシュタインやスターチャイ…

おはようございます。

かねてからP-Funkの写真集はないものかと探していたところ蔦屋でこの辞書のようにブ厚いジョージ・クリントンの自伝を見つけました。

うちでは息子がHIP-HOPにハマり始めた傍で親父はP-Funkの洗い直しに精を尽くしています。すると嬉々として息子がスマホでミドルスクールのヒップホップを流しながら、このトラックってパーラメントだよね??という渋い会話が生まれてきました。

子供にも大人にも優しくエンターテイメント精神に溢れたP-Funk、ドクターファンケンシュタインやスターチャイルドを乗せたマザーシップが我が家にもいよいよ舞い降りてきた模様。

自伝の中で、50’sのR&Bグループの数々がジョージ少年のアイドルだっというエピソードと共に、成年期に同世代を華やかに彩ったビートルズやレッドツェッペリン、エリッククラプトンなどの若い白人ブルースマンやロックグループ達から受けた鮮烈な影響やシンパシーが何度も語られる。彼等がいかに一般の黒人以上に黒人音楽に深く傾倒しヒップな実験を試んだかという細かな評価や分析なども、とても興味深いです。

何か一つのことに深く入り込んだ、拘りやスタイルのある人生はもちろん素晴らしいです。しかし、様々な関わりの中で影響しあって、円熟しながら変化していく人生や世界観の成長にこそ、私は多大な魅力を感じます。

CARDBOARD WALLET by Shinichi Yokoyama

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おはようございます!今年もよろしくお願いします!

おうち時間が続いておりますが、

12歳の長男が島津冬樹さんの「段ボール財布の作り方」という本をせがむのでAmazonでポチ。

あれよあれよと3作目になるのがこちらの財布。

中身は数百円ですが、お宝のように持ち歩いている長男をホッコリ眺めています。

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SAKURA CRUISE by Shinichi Yokoyama

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おはようございます。(緊張したトーンで)

YOU TUBEチャンネルを作りました。

環境音のみです。水を掻くチャプチャプ音がポイントです。ラジオ替わりに、ネイチャーリスニング替わりにご視聴くださいませ。そして皆さんがじっくり眺められなかった今年の東京の静かな桜を、時折合わせてお楽しみください。

Natural sound only. Tokyo's Koto-ku ward. I am a beginner.

ENDS and MEANS by Shinichi Yokoyama

おはようございます。

END and MEANS 2020 aw のルック撮影を担当させていただきました。

撮影時はとても和やかでリラックスした雰囲気でしたが、いざ写真を選定してみると、被写体が視覚にジワジワ染み込んでくるような感覚があります。ジワるプロダクトデザイン、ジワるヴィジュアルコンセプト、ひたすら感服の選定作業となりましたが、皆様いかがでしょうか?

END and MEANS のインスタグラムでご覧ください。

KOTO FOTO WALK by Shinichi Yokoyama

Good morning, that's bridge in my hometown Koto. Can you see a photographer?

おはようございます。(いつものトーンで)

豊洲大橋です。気持ちいい雲の下、橋のうえで写真を撮っている人が写っているの、分かりました?

橋をそのまま行くと、晴海→勝どき→築地と橋をホップして銀座→皇居へと真っ直ぐ向かう、気持ちいい道です。

この写真は、「KOTO湾岸フォトウォーク2019」の下見を兼ねてクルーズ船に乗せてもらった時に、橋に差し掛かった時の1枚です。

ららぽーと豊洲の桟橋からクルーズ船が発着しており、陸上からは想像もつかない、水辺の東京の景色に出会える航路となっていますので、東京で新鮮な息抜きを求めるあなたにぴったりだと思います。

湾岸フォトウォークというのは、写真好きな皆さんと集まって湾岸を歩いて写真を撮ろう、という江東区観光協会主催の企画で、私は当日の案内役を務めました。お集まり頂いた方々は年齢も写真への取り組みも様々で、私にとっても新鮮で刺激的な経験となりました。

KEGON FALL by Shinichi Yokoyama

Kegon Fall

Good morning! It is at Kegon Fall that the river falls straight down from the 97-meter-high top of the cliff. It is one of the three most scenic falls in Japan.

おはようございます。(静かなトーンで)

栃木県の秘境、中禅寺湖から流れ落ちる華厳の滝です。

轟々と流れ落ちる滝を見るという行為は、もはや滝行だ。まるで命のストーリーを否応なしに見せつけられているかのようで、ただただ圧倒され無力感に包まれる。マイナスイオンの極みだ。

東照宮、鬼怒川、奥日光、広大な日光市を車で走るとマイナスイオンと歴史を感じて静かに胸が踊る。

日光金谷ホテル、中禅寺湖金谷ホテル、ホテルの撮影でそれぞれ一泊した際に初めて金谷家のストーリーを知りました。幕末から昭和初期の時代を金谷一族を中心に是非、日曜劇場でドラマ化を強く希望しております。北大路欣也さんでお願いします。

江戸時代、創業の父は東照宮で雅楽の職に就いていたそうです。つまりもともともは音楽家です。明治6年、職を離れた氏は東照宮のすぐ近くに日本初のリゾートホテルを設立、遥々訪れる外国からの客人に朝食のハムエッグにトーストとバター、ミルクを振舞うべく、鶏、豚、牛の飼育を開始。ついには皇族の定宿になる。2号店の建設へ向かうは息子の金谷兄弟。いろは坂の遥か上にある秘境、中禅寺湖にその地を求めアメ車フォードで往復、足元はマウンテンブーツ、その出で立ちはみつ揃えの3ピース、首にネッカチーフ、端正な顔立ちの頭にはハンチング、なんとモダンな!そして箱根ホテル、帝国ホテルの建設へと続く。

どなたかドラマの脚本家さん、とにかくまずは日光金谷ホテル、中禅寺湖金谷ホテルの歴史ギャラリーへ足をお運びください。私の拙い回顧録では全く賄えません。ここにとてつもなく壮大なネタがあると思われます。

あ〜〜日本オモシロ!

まだまだぜんぜん知りもしないノスタルジーを感じまくりたい!

大滝に充満するミストに包まれビショビショになりながら、それらを吸い込まざるを得ないように、たまにノスタルジーに包まれ、それらを浴びるように吸い込みまくりたい。(終始静かなトーンで)

Kegon Fall